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2022.02.24

フランスからつづる!パティシエ通信 by岸 綾子 Vol.12『フランスのバレンタインデーは日本と考え方が違う!?』

皆さんBonjour。パティシエの岸です。

パティシエの皆さん、バレンタインデーお疲れ様でした。

日本でのバレンタインデーというと、女性から男性にチョコレートを渡すというのが浸透していますよね。

しかしフランスでは日本と違って、お互いもしくは男性が、大切な人に贈り物(お花など)をするのが慣習なんです。
この日はレストランなどでもバレンタイン限定の特別メニューが用意され、カップルがロマンティックなディナーを楽しんだりしています。
なので、私はフランスのバレンタインデーの方が好きです(笑)

起源については諸説ありますが、
もともとバレンタインデーは「キリスト教の司教ヴァレンティノが殺された日」という悲しい日なのですが、生前の彼の行いが称えられ愛の守護聖人となったことから、この日は大切な人に愛を伝える日になったというわけです。

なのでバレンタインデー前の週末は、花束を持った男性が非常に多いのです!

この時期は、街中でも花束が売られているのをよく見かけます

私が働いているパティスリーも、バレンタインデー直前の週末は本当に大忙し。
二人向けのアントルメを75台限定で製造販売したのですが、バレンタインデーを甘く見ていました…

バレンタインデー限定アントルメ

すぐに売り切れてしまい、商品を求めてこられたお客様が残念そうでした(泣)
来年はもう少し生産数を増やす!!と自分の頭の中のメモに記録しときます。

フランスにはありませんが、日本のパティシエの皆さんはホワイトデーも引き続き頑張って下さい!

 

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岸 綾子
岸 綾子
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L'a pâtisserieシェフパティシエ。 日本では、神戸の『御影高杉』、『モンプリュ』で修業後、実家のパティスリーボンファルタに戻り9年シェフを務めました。 2016年に渡仏後は、ロレーヌ地方のパティスリー フレッソン、パリのオテル ル ブリストルやメゾン マルケス(ブーランジェリー パティスリー)などで就労し、現在フォンテーヌブローの『L'a pâtisserie』シェフパティシエとして働いております。フランスから、私目線でフランスの魅力やお菓子のこと、日々の出来事を綴ります。
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