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2022.02.09
フランスからつづる!パティシエ通信 by岸 綾子 Vol.10『フランスで日本食が恋しくなった時、どうやって日本の食材を調達するの??』

皆さんBonjour、 パティシエの岸です。

コロナの影響で日本に一時帰国できなくなって早2年が経ちました(泣)

帰国できなくなると、より日本が恋しくなります。
その中でも、いちばん恋しい物はやはり…「日本食」です!!!

フランスに来てからもよく日本食を作りますが、困るのが日本の食材の調達なんです。
パリには日本食材を扱う専門店や中国・韓国食材系スーパーなどがあるのですが、私の住むフォンテーヌブローでは、日本の食材はなかなか近くのスーパーでは販売しておらず、パリに行くタイミングでまとめ買いするしか方法が無いんです。

普通のスーパーには、日本食を作るときに使うゴボウや蓮根などの野菜はなかなか置いておらず、煮物などを作る事は正直難しいです。

一応ですが、近所のどのスーパーにもアジア食材コーナーみたいなものがあるのですが、「いや、そういうことじゃないねん!」
と言いたくなるラインナップで、求めている食材にはなかなか出会えません。

もちろん、どうしてもという時は、豆腐や醤油くらいは買ったりしますよ。

そうそう、皆さんもおなじみの日清のやきそば(フランスではカップで販売されています)も売られていますよ!
なので、あの味が恋しくなれば、これは解決できますね!

他にも、馴染みのあるキッコーマンの醤油があるんですが、やたらと日本食感をアピールして鯉のイラストを使っていたりします。

キッコーマンの醤油。左側には鯉のイラストが描かれています。ちなみに下の赤いラベルは「2個目は50%オフ」のしるし。

もうね~色々ツッコミたくなったり、安心したり、一人ツッコミが存分に楽しめるコーナーですよ(笑)
そんな感じで、何とかパリに行かなくても多少は日本の食材が買えるので、それなりには助かっておりますが。

フランスでは、お米は様々な種類の物が売っています。
タイ米や丸いお米、リゾット用のお米、黒いお米などなど。
こちらでは、こちらではRiz au lait(リ・オ・レ)というデザートや、サラダなどにもお米を使います。

私は、日本のお米に近い物を食べたいのでいつもイタリア産の丸いお米を買っています。

陳列棚には様々なお米が並ぶ。安いもので1キロだいたい1~2ユーロくらいの価格です。

お米はまだしも、フランスで日本食材を買うと約3倍ほどの値段なので、日本ではごく普通の日本の家庭料理ですら、私達にとってはレストラン並みにご馳走になるので、日本食を作った時は非常にテンションが上がります!

もしフランスにお友達がいるならば、遊びに行くときはぜひお土産に日本の食材を持って行ってあげてください。
非常に喜ばれると思いますよ!

なんだかんだで、フランスで日本食を楽しむことができる、フランスの日本食材事情でした。

 

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岸 綾子
岸 綾子
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L'a pâtisserieシェフパティシエ。 日本では、神戸の『御影高杉』、『モンプリュ』で修業後、実家のパティスリーボンファルタに戻り9年シェフを務めました。 2016年に渡仏後は、ロレーヌ地方のパティスリー フレッソン、パリのオテル ル ブリストルやメゾン マルケス(ブーランジェリー パティスリー)などで就労し、現在フォンテーヌブローの『L'a pâtisserie』シェフパティシエとして働いております。フランスから、私目線でフランスの魅力やお菓子のこと、日々の出来事を綴ります。
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