Bonjour!
パティシエの岸です。
ここ最近のフランスはというと、とても寒くなり、夜は特に冷え込みが厳しく真冬のようです。
朝方から仕事をする私にとっては厳しい季節の訪れです。
さて今回は、
つい先日フォンテーヌブローの市長によるソワレ(夜会)がフォンテーヌブロー城で開催され、私はその宴会でミニャルディーズ(食後のコーヒーと共に出される小さなお茶菓子)の提供を担当する栄誉にあずかりましたので、その様子を少しお伝えします。
すっかり夜も深まった頃、フォンテーヌブロー城へと向かいました。
この会には、周辺の街に住む著名人や経営者が招待され、その中には中世時代の仮装をして出席している招待客もいました。
その様子を見ていると、まるでその時代にタイムスリップをした様な感覚になりました。
素晴らしい雰囲気の余韻がまだ残るなか、提供するお菓子を準備するため、厨房に向かいます。
その厨房は薄暗く、リアルに中世の調理場を彷彿とさせる雰囲気があり、何だか当時の宮廷料理人になったような気分でした。
パティシエとして、そしてフランスが好きな自分にもいい機会となりました。
私が働いているお店『ラ・パティスリー』
instagramはこちらから
関連リンク
☞『パティシエ通信 Vol.3「ボキューズ・ドール国際料理コンクールとSIRHA2021 を見てきました」』はこちらから