みなさん、はじめまして!
オーストラリアで、パティシエールとして活動をしている永田 真由美です。
chefnoさんのサイトで、フランス在住のパティシエ、ブーランジェのみなさんが現地からの生の情報を配信されていると思いますが、今回はそのシリーズのオーストラリア版「パティシエ通信」の担当をすることになりました!
不定期配信となりますが、みなさまよろしくお願いします。
第1回目となる今回は、私の自己紹介をしたいと思います!
私は、お菓子に関わる仕事をしてもう23年になります。私のこれまでのキャリアをお伝えしますと、次のような感じになります。
出身地である広島県内のパティスリーで働いた後に渡仏。フランスでは、MOFのOlivier Bajard(オリヴィエ・バジャール) 氏、同じくMOFのAlain Guinet(アラン・ギネ) 氏、ミシュラン三ツ星レストラン&MOFのGille Goujon(ジル・グージョン)氏、Chez Carette(シエ・カレット)氏の元で修行をしました。その後、一旦帰国をし、パティスリーToshi Yoroizuka、ブーランジェリー Maison Kayserで働き、シンガポールに渡りカフェ・オペレッタというお店で責任者を務め、その後オーストラリアに移住し、現在10年目となりました。
自分の経歴を改めて整理していると、様々な国で経験をしてきたなと、つくづく感じます。この色々な経験が糧となり、大好きなケーキを作り続けられている現在のパティシエの自分がいると思います。中でもオリヴィエ・バジャール国際製菓学校を運営されているOlivier Bajard氏の元で、製菓学校の助手兼職人として働いた3年間は特に印象深く、自身のパティシエールとしての技術や思考の軸になっていると思います。
私のこれまでのキャリアはこんな感じで、現在はというと、ル・コルドンブルーの講師として未来のパティシエ達の教育と育成に力を入れています。
それに加え、Mimi’s Pastry という会社を立ち上げ、コンサルタントとしてレシピ開発、スタッフ育成、お菓子教室を開催しています。直近では、フランス人オーナーの経営する「Sacrebleu!」というお菓子屋さんでアドバイザーとして一緒に仕事をさせていただいております。
今後も研鑽を重ねつつ、未来を背負うパティシエ達の育成とお店のレベルアップにつながるようなお仕事を続けていきたいと思っています。
最後に少しだけ、オーストラリアのことをお伝えします。みなさんもご存知だと思いますが、オーストラリアと日本は季節が逆!こちらは、現在は夏です!私は朝日が大好きで、夏の暑い時季でも、ほぼ欠かさず海辺に行って朝日を浴びて一日をスタートさせています。
オーストラリアの生活情報からお菓子やパンのことなどなど、このレポートを通じてみなさんに楽しくリアルな情報をお伝えしていきます。
どうぞお付き合いよろしくお願いします!