最初の出会いは友人から「パリのシェフが作るパン屋さんが近所にできたの」と手土産でもらったカレーパンがとてもおいしくて感動。それからは自分でも足を運ぶほど、お気に入りのパン屋さんの1つになりました。本当は秘密にしておきたかったのですが、ご紹介します。
目次
フレンチシェフが作るこだわりパンが並ぶ「パントス by 3104」
自由が丘駅正面口から徒歩約5分、奥沢駅から徒歩約8分のところにあります。
パリの一つ星レストランで料理長を務めた中村シェフが、昼はパン屋、夜はフレンチレストランのお店を自由が丘にオープン。
ブルゴーニュ、リヨン、南仏、パリなどの一つ星、二つ星、三つ星レストラン、ビストロで研鑽を積み、2019年に帰国。
2021年3月に「パントスby 3104」をオープンしました。
店内はカウンターのみ。
その片隅にパンが販売されています。
国産の良質な材料を使用したパンは常時10種類前後。
日替わりもあるので、いつ行っても楽しみがあります。
りんごの甘い香りがする「伝家の宝刀 りんごの天然酵母カンパーニュ」はりんご由来の種で作る独自で開発されたカンパーニュ。乳製品不使用で絶妙な酸味が後を引きます。「世界一のブリオッシュ」はふわふわもっちりとした食感で卵とたっぷりの発酵バターの風味が楽しめます。
看板商品は「ファイナルアンサーの焼きカレーパン」。
野菜を煮込んだカレーを包み、揚げるのではなく焼き上げます。
注文が入ってから自家製じゃがいものピュレを注入し完成。
「ファイナルアンサーのスモーク焼きカレーパン」は燻製の香りがいいです。
どちらもファイナルアンサーのおいしさが詰まっています。
どのパンもネーミングがいいですよね。
ひとひねり合ってこのパン派なんて名前なんだろう?とワクワクしながら1つ1つ見させてもらいました。
パン好きがおすすめしたいパン4選
おいしいパンの食べ方が同封されているので、それぞれその通りに食べました。
こういった心遣いが嬉しいですよね。
①○○の食感がクセになる!後入れの自家製じゃがいものピュレが最高「ファイナルアンサーの焼きカレーパン」
やはり看板商品「ファイナルアンサーの焼きカレーパン」ははずせない。
目の前で入れる自家製じゃがいものピュレがたまらないです。
500wの電子レンジで20秒温めてからトースターで1分30秒焼きます。
カットすると右も左もカレーと自家製じゃがいものピュレが空洞なくパンパンに入っています。
見た目は揚げているかのようなビジュアル。
なのに揚げていないので、まったく油っぽさがないです。
さらっとしていて軽く、パクパクと食べ進んじゃいます。
カレーはマイルドな辛さ、そこに自家製じゃがいものピュレが混ざるとよりクリーミーになるので、辛味が苦手な方でも比較的食べやすいと思います。
さらに驚いたのが刻まれた福神漬けが入っていました。
風味とコリコリとした食感がいいです。
数多くのカレーパンを食べてきましたが、福神漬けが入ったカレーパンははじめでした。
揚げていないのでヘルシー。女性におすすめしたい逸品です。
②ミニサイズが食べやすい!おやつ感覚な「3104発酵バターバニラベビークロワッサン」
ほかのパンより一回り小さい「3104発酵バターバニラベビークロワッサン」。
トースターで30秒焼きました。
カットすると、生地がみっちりとぎゅっと詰まっています。
バニラの香りが良く、噛むと発酵バターがじゅわ~と口いっぱいに広がります。
しっとりとしていますが、もっちりと噛み応えがあり、ベビーという商品名がつくくらいかわいいサイズなのに食べ応えがあります。
小腹が減ったときにちょうどいいですね。
③なめらかなこしあんとクロワッサンの相性が抜群!「あんバターサンド」
「あんバターサンド」は、あんバターが挟まれるパンはその日によって違うよう。
私が訪問したときはクロワッサンに挟まれていました。
あんバターサンドはそのまま召し上がってくださいとのこと。
パン屋さんで買うあんバターは粒あんの方が多いので、こしあん好きとしてはこしあんが使われている時点で唸りました。
北海道産のこしあんはなめらかで口あたりがいいです。
しっかりと甘みがありますが、バターのコクと合わさるとちょうどいいバランスになります。
クロワッサン生地はサクっとしていて、まるでクッキーのよう。
香ばしくてアクセントになっていました。
④なにもつけないでそのまま食べてほしい「超高級食パンパンドミ」
一度焼きたてを食べたときに心を奪われた「超高級食パンパンドミ」。
じっくりぷっくり発酵させてモチモチミルクな食パンに仕上げています。
トースターで30秒がおすすめ。
なのですが、個人的には500Wの電子レンジで20秒温めて食べるのがおすすめ。
ふわふわもっちりとした食感で、このまま顔をうずめたくなります。
エアリーなので、1個は食べ切れないだろうと半分にしてもあっという間に丸々なくなってしまうので注意。
噛むたびに小麦本来の味が広がり、なにもつけなくてもおいしいですよ。
もちろんお好みのジャムをぬってもいいと思います。
1日1組限定!パンのフルコースは予約必須
パンをテイクアウトはもちろん、夜のディナーでもパンが食べられるんです。
パンと料理のペアリングコースが楽しめます。
予約は1か月~2か月待ちと大人気なので、気になる方は早めのご予約をしてくださいね。
ぜひ足を運んでみてください。
●About Shop
パントス by 3104
東京都目黒区自由が丘1-3-2 ルーチェ自由が丘 1F
営業時間:10:00~16:00(パンのテイクアウト販売)
※パンがなくなり次第終了
定休日:土、日、月