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2022.04.26

一度食べたら忘れられない。薪火料理の店「Maruta(マルタ)」が作る「MAKIBI cake」とは?

東京都調布市、深大寺ガーデンにある薪火料理の一軒家レストラン「Maruta」。その名の通り、旬の食材を丁寧に薪火を使い焼き上げた料理をいただけるお店となっており、その他発酵や燻製などあらゆる保存法でフードロスに取り組んだり。そのような話を聞きながら、”食”のサステナブルを考えたり、裏庭で自然に囲まれ、薪火を眺めて食事ができるのも魅力なのだとか。

そんな「Maruta」で販売が始まった、お取り寄せのケーキが「MAKIBI cake」。見た目からは想像できない、その味と魅力を取材させていただきました。

 

お取り寄せスイーツではなかなか見ない、スラッとした化粧箱

「MAKIBI cake」は1本3800円。灰色にそまった、スタイリッシュな化粧箱に入り、その長いケーキは他ではなかなか見ることがありません。

お取り寄せスイーツ市場では、長方形のチーズケーキが流行ったものの、ここまで細長く、シャープなものは初めてです。

いざ、蓋を開けると、そのまま包丁やナイフでケーキを切れるよう、底の部分がまな板のようにしっかりとできています。ホームパーティやちょっとした会に手土産にでき、その場で気軽に楽しめます。

無駄なものは一切ない、すっきりしたデザイン性はギフトをはじめとした贈り物に最適。年齢や性別問わず、この雰囲気のデザインはとても素敵です。重厚感ある箱を開けると、また驚くのがケーキの見た目。

 

箱を開けた瞬間に感じる、薪火の圧倒的な香りと香ばしさ

箱を開けて、フィルムを外すと、いい意味で焼きむらが美しいケーキがお目見え。「Maruta」の料理の軸である薪火の香りを纏わせたケーキとなっており、薪の香りとつながるように、ベースのパウンドケーキに強く香りをつけたキャラメルとバニラ香りとスモーキーな香りがあるウイスキーを合わせているんだとか。

焼いているシーンはコチラ。様々なケーキや洋菓子がある中で、この焼き方はとても新しく、なかなか類を見ません。この焼き方があるからこそ、香ばしさが冷蔵しても、残り続けています。

 

ビターな味わいと、スモーキーさがお酒に絶妙に合う

食感は、キャラメリゼしているので表面はカリッと。中はパウンドケーキなので、しっとりめで、食感のコントラストが面白く、焼きムラがあることでカリッとした食感やその強さも部位ごとに違います。また香ばしさも、食べる場所によって強弱を楽しめる設計に。

キャラメルのビターな風味でありながら、ベースが砂糖なのでしっかりと甘みもあり、かつウイスキーの香りがコクをもたらしているので、お酒がついつい欲しくなってしまいます。薄く切って、ちまちま食べてシェアするのも◎。

 

温度帯で変わる、味の変化と楽しさ

他にも、ユニークな点が温度帯で変わる美味しさ。冷蔵、常温、温めでかなり変わってきます。

①冷蔵
ぎゅっと詰まってずっしりとしたキャラメルの濃厚な味が楽しめる。

②常温
柔らかくしっとりとした口溶けがお好きな方に。
(冷蔵保存した場合、お召し上がり分をカットして皿などに移し乾燥しないようにラップをして1〜2時間待ちます。お届けした日ならそのままでも。)

【 温 】 焼きたてのようなふわっとほどける食感で、ウイスキーや薪の香りが引き立ちます。赤ワインなどのお酒のお供としても。
(お召し上がり分をカットし、電子レンジで10~20秒程様子を見ながら温めます。) ※実際に薪火を使って調理をしている為、製造の過程で多少の焦げや細かな灰・薪が表面に付着します。その風味を生かした商品となりますので、予めご了承下さい。

※アルコール分を含むケーキになります。アルコールに弱い方やお子様がお召し上がりになる際にはご注意ください。

薪火×洋菓子の新しいデザートの形、そして楽しみ方。お祝いやギフト、自分用にぴったりなケーキです。

 

●About Shop
Maruta
東京都調布市深大寺北町1丁目-20-1
営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
定休日:月~金(土日のみ営業)
販売:オンラインサイト
※毎週月〜木曜日に予約受付、翌週木・金曜日に随時発送。

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