シリーズ「ヴァンドゥーズから学ぶ接客術」。
「ヴァンドゥーズ」という仕事を通して、接客術を学ぶこのシリーズ。
第10弾にご登場をいただくのは、⼤阪府に3店舗展開するケーキハウス「リバージュ」の恩智 克枝さん。2011年に⾏われた「ヴァンドゥーズ認定試験」に合格、2015年にはヴァンドゥーズ・テクニカルリーダーに任命され、現在はヴァンドゥーズ認定試験の認定審査員も務められています。店頭に⽴ちスタッフの育成をするかたわら、⼤学の⾮常勤講師としてもヴァンドゥーズの講義を行うなど、未来のヴァンドゥーズ育成にも精⼒的に活動されています。
そんな恩智さんのヴァンドゥーズに対する想いについて伺いました。
迷わず進んだヴァンドゥーズへの道
「愛情いっぱい(思いやり)」をモットーに、1971年大阪府堺市にオープンしたケーキハウス リバージュ。恩智さんのご両親が始められたお店です。
「父は製造、母は販売と、毎日忙しくしていました。とくにクリスマスやお正月は猫の手も借りたいほど…当時学生だった私も、その期間はお店の手伝いをしていました」
毎日懸命に働くご両親の姿を見ていた恩智さん。高校卒業後は迷わず家業の販売員への道を選択しました。